あらすじ/作品情報
魔力がほぼない令嬢・エメラインは婚約者に無能だと言われ、何度も「婚約破棄するぞ」と脅されていた。さらに、家族や婚約者の身内にもひどい扱いを受け、唯一の理解者は侍女と、平民の護衛騎士であるバートだけだった。そんなエメラインをずっと見ていたバートは、ある日「いっそ、このままどこかにお連れしたい」と言ってしまう。その一言をきっかけにバートを意識し始めるエメラインだが、婚約者がいるからとこの気持ちに蓋をして――?しかし、ひょんなことからバートはエメラインと離れ離れになってしまう。バートを失ったことで初めて彼の大きさに気づいたエメラインは、婚約者と婚約破棄をし、辺境伯領に向かうことを決意する!秋田書店のヤンチャンWebにてコミカライズ版も連載開始!無能といわれていた令嬢が、逆境と身分差を乗り越え幸せをつかむ奮闘劇、第一弾!
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1巻から