クジラの海【千村青短編集II】

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あらすじ/作品情報

あたしはハッキリ言ってかわいい! そりゃ当然3歳の頃からプロとして活動してるんだからね! 自慢はこの長い足と必殺スマイル! 自信過剰な柏木綾音であったが、男にからまれているところを喫茶店従業員・海に助けられる。ひょんなことから海の勤める店に入って飲んだ1杯のロイヤルミルクティー。これがこの上なく美味しかった。文句のひとつでもつけようとしたが、正直な偽りのない感情が出たことで、綾音はいつも創っている自分を思い出していた。そう…実は私はいつも他人に認められたくて自分を創ってきた。でもそれがいいのか分からない……。悩んだ綾音が足を運んだ先は、またも海の勤める喫茶店であった。心温まる千村青先生の恋愛短編集、第1弾。(本作は先生の旧ペンネーム・水野葉月名義で描かれた作品を元に再構成した1冊です。先生は現在、ペンネームを「千村青」に統一して活躍中です)。

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