AIが私たちに嘘をつく日
関連タグ
あらすじ/作品情報
私たちは本当に……AIと働くことができるのか? AIと暮らすことができるのか?スマートフォンなどに搭載されたAIアシスタント、学習するペットロボットなど身近なところから、金融市場や、気象予報など社会的な場面まで、現代社会でAIが活躍する領域は、日ごとに増大している。同時に、「AIに仕事が奪われる」という言説に代表されるように、この未来の知能に不安を抱く人も多い。本書では、「労働」と「家族」という私たちの生活のベースとなる二つを大きなテーマとして、精神分析家としての著者が、豊富な臨床経験をもとに、AIへの潜在的な不安の背景に斬りこんでいく。【主要目次】 序章 「心の専門家」としてAI社会に向き合う第1章 AIとはいったい何だ――心の専門家から見て第2章 AIの持つ「心」の形第3章 AIと人の「学び」の違い第4章 AIと働く第5章 「AI家族」のリアリティ第6章 メンバーとしての家族――AIの体と心 終章 コロナの時代のAI家族、そしての効用