ドイツ革命: 帝国の崩壊からヒトラーの登場まで
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あらすじ/作品情報
第一次世界大戦後、実は、ドイツは世界で最も先進的な民主主義国を目指して、国家の大変革を推進していた。社会格差を解消し、差別を廃止し、国際平和を目指す社会をつくろうと数多くの試みを実行に移し、戦争に傷つき貧困に苦しんでいた人びとを救済しようとしていた。しかし、その変革は破綻し、正反対の国是を掲げるナチスに敗れ去ってしまう。本書では、この未完に終わった理想と残された課題、そして可能性の中にある、現代への教訓を丁寧に導き出し、新しい歴史の見方を提示。【主な目次】Ⅰ 革命の勃発Ⅱ 革命の背景Ⅲ 革命の現場Ⅳ 革命の文化Ⅴ 革命の逆転あとがき